あんなかどうぶつ病院 千葉県流山市前平井 04-7179-5712 流山セントラルパーク駅 動物病院 ペットホテル

あんなかどうぶつ病院
ブログ
2025年05月15日 [日常あれこれ]

たまには真面目なお話しでもしましょうか

こんにちは、獣医師の大野です。

まずは大事なお知らせです。
前回緊急で投稿した
【重要】院長不在日が…間違ってました!にもありますとおり、
5月18日(日)は午後院長不在です。
ご注意ください。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
私は月に4〜5回ほど、北柏にある【とうかつ夜間どうぶつ病院】で夜勤をしています。
とうかつ

東葛地域の獣医師会が立ち上げ、獣医師会会員の先生方(うちの院長とか)13名と
獣医師会の会員ではない獣医師(私とか)4名、さらに動物看護師14名が所属しており、
毎日大体3人体制(獣医師1人、動物看護師2人)で診療にあたっています。
ここは【夜間診療】ではなく【夜間救急】ですので、
爪切りとかノミダニ予防とかそういった緊急性の低い方ではなく、
「体調が悪くて明日の朝まで症状が続きそう」とか
「明日の朝までもたないかもしれない」みたいな、状態の悪い子たちがたくさん来ます。

数えてみたことはありませんが、おそらく来院理由の1位は【誤飲・誤食】です。
「〇〇を食べてしまいました」「もしかしたら食べたかもしれない」
という子たちが多いと1日で3〜4件来院します。
「何かを食べてしまった」というのは、元々体調の悪い子では少ない事象で、
元気で食いしん坊ゆえに食べることの方が多く、また何度も繰り返すことが多いトラブルです。

元々元気だったとしても、誤食したものによっては
対処が遅れれば亡くなってしまうこともあるので、
相談の上吐かせる処置をするのですが、この処置、
動物たちにとっては結構テンションが下がります。
なにせ、催吐剤という「気持ち悪くなる薬」というのが実に優秀で、
処置後15分以内に数十回嘔吐するほどのお薬です。
グロッキー

どんなにテンションの高い子でも、処置後には顔から笑顔は消え、
「ぎもぢわるい゛〜」の顔になります。
その日初めて会った子たちなので、それほど関係性は築いていませんが、
それでも「かわいそうに…」と胸が痛くなります。
でも放置してしまうとお腹を開く手術になったり、
最悪亡くなることもあるので、心を鬼にして処置します。

先日、生後4カ月の犬が誤食をし、その日の担当獣医師が
吐かせる処置をして無事に吐いたのですが…

なんと飼い主さんがその様子を動画に撮ってSNSに無断で投稿してしまいました。
その方が何を考えてかはわかりませんが、吐物にはモザイクをかけているのに
なぜかスタッフの顔はバッチリ出た状態で、声もそのままでした。
SNSの世界に詳しくはないのですが、どうやら大バズリしたようで
150万再生ぐらいになったとのこと。

当院では数年前に
ポスター

↑こんなポスターを掲示しました。
レントゲンの画像が欲しいとか、薬の飲ませ方を覚えたいとか、
そういう方は声をかけていただければ撮影許可をしていますが、
時々何の断りもなくレンズを向けてくる方がいて非常に不快でしたので掲示しました。

以前私が夜間救急の担当だった日も、
催吐処置で何度も嘔吐している自分のペットだけでなく、
心配しながら体をさすっている看護師さんも映ってしまう画角で
ヘラヘラ笑いながら撮影
している方がいて、
撮影

一言言わずにはいられなかったので注意したらその方はすぐにやめてくれました。

夜間病院には撮影禁止のポスターがなかったことで生じた、
こちらの準備不足も否めないトラブルでしたが、
まさか今回のように撮影だけでなく投稿までするほどにモラルが低い人がいるとは…

きっとそんなことはしないだろう
…なんて性善説は通用しない
世の中になったようです。

そもそも、自分の顔は載せないのに
他人の顔を平気でネットの世界に晒す神経が理解できませんし、
はっきり言ってしまえば、誤食をするというのは飼い主側の管理不足です。
前回のブログでのんさんも誤食をしたことがあると書きましたが、
あれだって、「もしかしたらマットを解体して紐状にして食べるかも…」というところまで
想定できていなかった、私の想像力の欠如の末路です。
自分のペットの性格や習性を考慮してちゃんと環境を整えていれば防げる事故です。

1つ申し上げておきたいのは、
動物病院は娯楽施設ではなく医療施設であり、
動物病院での処置はエンターテイメントではなく医療行為です。

人間の病院に行って、写真とか動画とか回しますか?
子供が誤飲して救急に駆け込んで、胃洗浄しているところを動画撮りますか?
ワクチンで泣き叫ぶ子供を、ヘラヘラ笑いながら動画撮って世にさらしますか?
自分が処置された方の立場で、そんな姿さらしたいですか?

問題の飼い主さんは病院から削除を依頼したところ、すぐに削除に応じてくださったのと、
当院の患者さんではなかったのでとりあえずホッと胸をなでおろしましたが、
もしうちの患者さんだったら…
院長の羽交い絞めをすり抜けてでも怒りの電話をしてしまうところでした。
モラルが低いということは変な人な可能性もありますし、
真っすぐな瞳で物凄い間違ったこと言ってくることもあるので要注意です。

「最近の若い子は・・・」とか思っていましたが、
以前私が注意した方は50代ぐらいの女性でした。
今回もカルテを見る限りは女性のようです。女性に多いのかな〜

子供の頃にはなかったスマホという便利な機械を手にし、
全世界に自分の撮った動画を発信できるようになり、
称賛を浴びることに人生の喜びを感じているのかもしれませんが、
大人として想像力をしっかり働かせ、便利な機能を誰にも不快な思いをさせることなく
上手に付き合っていかなくてはと改めて思いました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

春は、野良猫(特に子猫)を拾ったという人が急増する時期です。
私は動物を飼う時には衝動買いではなく慎重に!とよく言いますが、
野良猫の保護というのはペットショップなどで買うよりも突然なことが多く、
急に判断を迫られることもあると思います。
「猫は触ることもできない!」「猫は嫌い」という方は別として、
「もしいたら拾ってしまいそう・・・」とか、「子供が拾ってしまうかも…」とか
そういう可能性がある方は、実際そんな事態に出くわす前に
今の段階で色々考えてみることをお勧めします。

時々「母猫に育児放棄されてる子猫を拾いました!」という方がいます。
これ、拾った方の8割ぐらいで耳にしますが、よくよく話を聞いていくと、
ほとんどが・・・育児放棄ではない という事実があります。
たとえ周りに母猫がおらず子猫だけだったとしても、可能性として高いのが

お母さん猫が自分の腹ごしらえをしに出掛けた というパターンと

新しい安全な場所への引っ越しの作業中
のどちらかです。

お母さん猫はいわゆるワンオペ育児をしています。
人間のお母さんたちにもワンオペ育児をしている方はいらっしゃると思いますが、
猫のお母さんは人間以上に大変です。
なにせ、産む子供の数が人間は多くが1人ずつですが
猫は6匹以上産むこともザラです。
地獄

↑人で言ったらこんなイメージ。シンプルに修羅場。

また、野良猫のお母さんは、パートナー(父猫)どころか
実母や姉妹やママ友、ご近所さん、役所の人など頼れる仲間が全くおらず
誰かに子育てを手伝ってもらったりアドバイスを受けることもできない上に、
目を離すと他の動物(カラスやアライグマやへび)に食べられてしまったり、
屋外なので暑いだの寒いだの雨降りだのとっても大変です。

さらに目が開いた子猫たちは勝手にウロウロ歩き回りますし、
母乳を飲む量も増えるため、お母さん猫はいくら食べても足りないぐらいです。
自分がちゃんと食べないと母乳が出ない、でもご飯を食べに出かけると
その間子猫たちを見てくれる仲間もいない。
そんなリスクを冒しながらお母さん猫は一日数回食べ物の調達に出かけます。
スーパーなどに行くわけではないので、自分で鳥やカエルを捕まえたりするため
当然時間もかかってしまいます。

また、身の危険を感じて引っ越しをしようにも、場所も一人で探さなくてはいけませんし、
良い場所が見つかったとしても1匹ずつしか運ぶことができません。
プロでも1匹ずつ

↑引っ越しのプロ、ヤマト運輸の猫ですら1匹ずつですからね。

合間合間で世話をしながら1匹ずつ口にくわえて何往復もする・・・
誰かを運んでいる間は他の子たちは当然放置になってしまいます。

そんな時にお腹を空かせた子猫たちを見つけた人間たちは、
「あの母猫、何度もお腹空かせた子猫をほったらかして、育児放棄してる!」
となるわけです。

現在子育て奮闘中のお母さん方が見たら、涙が出ることでしょう。
ご飯食べに行っただけなのに・・・今まで頑張って世話してきたのに・・・
と、猫のお母さんが思っているかどうかはわかりませんが、ちょっと不憫です。
でも、拾われた子猫を見るとお母さん猫がどんな猫なのかは割と想像つきます。
中には外で生活していたのに全く汚れがついていない子もいて、
「ああ〜お母さん猫はすごく子育て頑張ってたんだな〜」と思うことが非常に多いです。

昨今動物番組などの影響もあってか
【野良猫を保護する】というのがブームになっているようですが、
正直そんなに簡単なものではありません。
番組で野良猫たちを人間になれさせようと頑張る芸能人たちは、
その猫がどう頑張っても誰にもなつかなかったとしても、
おそらくどこかの団体に引き取ってもらえたり、
最終的には番組側が何とかしてくれるのだと思います。

時々、当院にも「野良猫保護したのでお願いします!」
当然のように病院に置いていこうとする方がいますが、
それは絶対にやってはいけないやつです。
拾うだけなら、誰でもできます。一見良いことをしているように感じるかもしれませんが、
野良猫を保護するというのは、

・引き取ってくれる人を探す覚悟があり、もしいなければ自分で飼う覚悟がある
・仮に猫にどんな病気があったとしても、最後まで面倒を見る覚悟がある
・猫を飼育できる環境がある(ケージに一生入れっぱなしはダメ)
・家族全員の同意があり、アレルギーなどがない
・一人暮らしの場合は、万が一自分が死んだとしても引き取ってくれる人がいる
・今後転勤や引っ越しなどがあっても、一緒に連れていける
・今後お子さんが生まれてアレルギーがあったとしても、
  猫専用部屋を作るなどして飼育を続けられる
・猫を最期まで飼育するための十分なお金がある


これらのことが揃っていないのであれば、安易に拾ってはいけないのです。

10年ぐらい前にどこかの獣医さんが
「十分な経済力がないなら動物を飼ってはいけません」とツイートしたことで、
「貧乏人は動物飼うなって言うのか!?」と炎上したことがありましたが、
私としては「はい、その通りです!あたり前でしょう。」が答えです。
動物を飼うのは趣味みたいなものですが、ゴルフや推し活みたいに
「もうお金続かないからや〜めた!」が許されない責任の重い趣味です。

ジモティとか見てると「引っ越し先がペット不可なので連れていけなくなりました」と記載して
すっかり大きくなった犬や猫を出品している方が大勢いますが、
そんなの全然理由になりません
置き去り


「既に動物飼ってるのに何故【ペット不可】に住むの?」って思いませんか?
子供がいるファミリーが、家賃が安いからって単身者向けの物件に住んで
子供は邪魔だから里子へ、なんてことありえないですよね?
まあ実際のところ【引っ越し】というのは表向きで、本当は
新しい子猫や子犬を飼いたいから邪魔になった」という人も大勢いるでしょう。

また、新婚のご夫婦がテンションの高い状態で動物を飼ってしまい、
最初はとても大事にしていたのに子供が生まれておざなりになり、
爪が肉球に刺さるほど伸びていて、痛くて歩けなくなっていも
飼い主は気づいていない、なんてこともあります。
「子育てで忙しくて…」とか、言い訳してしまいそうな方は最初から飼ってはいけません。
保護団体の中には、若い新婚のご夫婦には譲渡しないところもあるようですが、
とても理解できます。
まあ、ペットショップやブリーダーは利益第一主義なので売ってしまいますが…


とりあえず拾って貰い手探すけど、病気があったり
貰い手が見つからなかったらまた捨てる

みたいなことを言う方もいますが、これも絶対にダメです。
一度人間の手で育ててしまうと、あれだけ一生懸命子育てをしていたお母さん猫でも
戻ってきた子猫をもう受け入れなくなってしまいます。
また、自分で生活できるぐらいの大人になった猫であったとしても
一定期間その場所を離れていると、他の猫が縄張りを張ってしまうため
同じ場所に戻したとしても【よそもの】となり、生活の基盤を失います。

また、どういうわけか
「野良猫を拾ったんだからお金はかからない」と思ってる方も一定数います。

「こっちは善意で拾ってるのにお金取るんですか?
獣医さんは動物が好きで獣医になったんですよね?
それなのにお金取るんですか?」
な〜んて言われることも。

この手の話、不思議なことに多分言われているのって獣医師だけな気がします。
託児所で「子供が好きで保育士になったんだったらタダで預かって」とか言います?
焼肉屋さんで「焼肉好きで焼肉屋になったのにお金取るんですか?」とか言います?
どういう動機でどんな職業に就こうが、それとは関係なくお金はかかります。
私は獣医師ですが、私が保護した猫に注射をしたり手術をしたりノミの薬をつけたりすれば、
たとえ全て自分でやった処置だとしても当然お金は払いますよ。それが普通です。

もちろん、そんな暴言を吐くこともなくただひたすら動物たちのために
奔走してくださってる人たちにはこちらも何かお手伝いできることはないか・・・と考えます。
が、前者のような方は・・・それなら何もしないで と私個人としては思っています。
そういう人が関わると、動物たちやちゃんと活動している方の印象が悪くなり、
足を引っ張ってしまうことも多々あります。

そもそも 野良猫=不幸な猫 という考え方自体が間違いではないかと思います。
野良猫は寒さや飢えや病気に見舞われる可能性が高いので、
不幸な猫になってしまう可能性が高い猫である というだけです。
そんな環境の中でも自由にのびのびと幸せに暮らしている猫はたくさんいますし、
誰かとても優しい人に拾ってもらえて大事にしてもらえるかもしれない、
そんな明るい未来の可能性を秘めた猫でもあると思います。
むしろ飼い猫・飼い犬の方が、いわゆる【飼い主ガチャ】に外れてしまった場合、
ちゃんと世話をしてもらえていない、病院にも連れて行ってもらえないのに
他の人が手出しできない家の中に閉じ込められていてそのまま一生を過ごす・・・
という場合も結構あります。こちらのケースでは明るい未来の可能性はありません。
ボロボロ


動物を飼い始める方の中には「お子さんの情操教育のため」
動物を迎えたいという方がいます。
それ自体はダメなことではないのですが、気を付けていただきたいことがいくつかあります。

@子供に世話をさせる際は親が必ず監督すること

動物の世話は大人がやってもなかなか大変なものです。
ただご飯をあげてペットシーツを替えればよいというものではありませんし、
ご飯を食べない日なんてないので、休むことなく続けなくてはいけない作業です。
何より命を育てるというのは責任が非常に重いものです。
散歩


私もこれまでに何件か遭遇したことがありますが、
「ご飯はあげると良く食べます」という割にガリガリに痩せてしまっているパターン、
聞けばご飯係がお子さんで、親御さんは
「子供に聞いたら『ちゃんとあげてる』と言ってました」とのこと。
・・・いいや、この痩せ方はそんなはずないぞ・・・と思いつつ、親御さんに
「では、お子さんにどれぐらいの量を与えるように伝えてますか?」と聞くと、
親御さんもどれぐらい食べさせて良いか分かっておらず、当然
お子さんに何も指示を出していない・・・
それは流石に無理ですよ。

10粒だけ、とか自分がお菓子を食べる感覚で与えている可能性もありますし、
そもそも本当は与えていないのに「与えた」と嘘をついている可能性もあります。
幼さ故に事の重大さを理解していないのでそれほど罪悪感もないでしょうし、
嘘をつくことは成長の過程では普通のことです。
なのでそれ自体は想定の範囲内のことですが、嘘をつくことを前提として
親御さんがしっかり監督してフォローをすることが不可欠です。

獣医師という立場ではっきり言わせていただくと、
動物の命は教材ではありません。
仮にもしその子が餓死した時、お子さんは責任を感じて命の重さを痛感するかもしれませんが、
「犠牲になってくれたおかげで大事なことを学んだね」で済む話ではありません。
幼い子供にその責任を負わせるのは酷ですし、心に深い傷を残します。
どうしても子供に何か世話をさせたいのであれば、

もしやらなかったときに大人がちゃんと気づけてフォローできること、

もしくは最悪やってなくても命に危険が及ばないようなこと
にしてください。
(ペットシーツ交換係、おやつをあげる係、遊ぶ係、ブラッシング係など)
コロコロ

↑コロコロかけるとか、おすすめです。

A適当に飼うなら百害あって一利なし
大人が動物にどう接しているか、というのを子供たちは見ていますよ
私が子供の頃は小学校でウサギやチャボを飼育していました。
恐らく情操教育とかそういう目的があったんだと思いますが、
小学校で飼われているウサギは決して正しい飼い方をされていませんでした。
場合よってはそもそも動物が嫌いなのに何となく学校の方針として飼育してるから
嫌々関わっているだけの先生が主体で、
何となく可愛がりたい時や授業で扱いたい時だけ引っ張り出して可愛がり、
関心が薄い時には誰が世話をしているのかよくわからない・・・
明らかに病気やケガをしていてもお金の出所が不明で医療を受けさせることもせず、
小屋はいつも汚れていて悪臭がし、汚いから誰も近づかない、
人が近づかないからウサギもなつかない、無限に数が増えていくストレスからか
ウサギ同士の争いが絶えず、命を落とすほどの怪我をする個体が続出する・・・
子供ながらに、正直何のために飼っているのか謎でしたし、
「動物は人間の都合で適当に飼ってもいい」
と義務教育の現場で教わっているような感覚でした。

ご家庭でここまでひどい飼い方をする方は稀で、年に1回ぐらいしか見かけませんが、
そんな飼育方法を見て育った子供たちが大人になって動物を飼ったら・・・
と考えると、嫌な予感しかしません。
「飼育経験がなくて、ちゃんと飼えるか心配」という方が時々いらっしゃいますが、
そういう方々はむしろちゃんと向き合って良い飼い主さんになることが多い気がします。

動物を飼いたいけど自分にはどんな動物が会うか分からない
飼うまではいかないけど、野良猫が増えてしまって困っているとか、
動物に関する疑問などがあれば、ご相談ください。

◆おまけ◆
先日当院に初めて来たケンちゃん
けんちゃん

推定7歳の男の子です。
ご高齢の方がお一人で飼っていましたがご病気で入院され、
その間お知り合いが交代でお世話をしていたようです。
しかし退院が難しそうで、それなら…と引き取ってくださった方がいます。

ケンちゃんはのんさんをもう一回り大きくしたぐらいの
すっかり大人の猫で、種類も雑種、大事にされてたことが
伝わってくるほどとても性格は良いけど
正直言って何の変哲もない普通の猫です。(まあ、のんさんもですが)
それでも可愛がって引き取ってくださる方がいて、
こういう方の存在はとても嬉しくなります。
とりあえずトライアルをしてみてですが、順応してくれるといいな〜と思います。

最近の私は膀胱炎を繰り返すほどストレスフルな日々でしたが
荒んでいた心が少し晴れました。
ケンちゃん、幸せになってね。
診療時間

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