あんなかどうぶつ病院 千葉県流山市前平井 04-7179-5712 流山セントラルパーク駅 動物病院 ペットホテル

あんなかどうぶつ病院
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2023年08月08日 [日常あれこれ]

不機嫌なのんさん と 伝え方について(そして愚痴・・・)

こんにちは、獣医師の大野です。

先日お伝えした東葛地域の夜間救急ですが、
オープンが9月1日からになるようです。
そしてなんと!小池さんも挑戦してみるとのこと。
小池さんは夜間の経験がまだありませんが、
若いうちに色々経験してみるのは良いことですね。
きっと視野も広がると思います。
彼女は体力もあるので、きっと遅い時間帯でも俊敏に動けると思いますし大丈夫でしょう。
オープンは後ろ倒しですが、それまでの間に我々スタッフも
夜間に多い病気などをもう一度復習し直したり、色々準備も出来そうです。頑張ります!

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

最近のんさんが私に対してちょっと怒っている気がします。
大体いつも
むっす〜

こんな顔してこっちを見ています。
理由はわかっているものの、対処のしようがなく困っています。

以前のブログでも何度かお話したことがあるのですが
我が家でのんさんは、のん部屋とリビングが活動範囲です。
間取り


キッチンや風呂場は安全面を考えると監督しきれませんし、
私の寝室に入れるようにすると喘息の発作が起きそうなので
申し訳ないけどこれが限界です。
また、リビングに関してもテレビ裏のコードとか危険個所はあるので、
私がいない留守番中はリビングにも入れないようにしています。
まあ、のん部屋だけでも6畳はありますので狭すぎと言うことはありません。

一昨年まではリビングにしかエアコンがなかったため、
リビングとの間の引き戸を外して、手作りの網戸を設置し、
リビングエアコンからの風をサーキュレーターで
のん部屋に送り込んでいました。
一昨年まで

ただこの方法ですと、のん部屋を30℃以下にしようと思ったら
エアコンの設定温度を23℃ぐらいにする必要があり、
電気代がかかるなんてもんじゃないぐらいかかってしまいました。
それになにより、あまりにも効きが悪いので、
熱中症になるんじゃないかと気が気じゃない!

そんなわけで昨年のん部屋にもエアコンを設置しました。
現在

ふたつの部屋の間の手作り網戸は、上から分厚いビニールシートで覆って
風の行き来が出来ないようにし、
のん部屋エアコンとサーキュレーターの併用にしたところ
27℃の自動運転でもちゃんと27℃になってる!
それに、wi-fiエアコンにしたことで、
仕事に出ていても自宅のエアコンを操作できるようになったため、
安心まで手に入れることができました。

一件落着!かと思いきや、それならばなぜのんさんが怒っているのかと言いますと…

帰宅すると、まずはのん部屋とリビングの間の引き戸を開けます。
これによって、のん部屋からはのんさんだけでなく、
快適な温度、湿度の空気がリビングに流入します。
正直、この時点でのん部屋のエアコンを止め、リビングのエアコンに切り替えたいのが本心です。
何故なら、リビングは32〜35℃ぐらいあり、
夕飯作るために立つキッチンは、まだ火を使ってないのに37℃ぐらいあるのです。
ただ、一つ問題が。
仮にこの段階でリビングONのん部屋OFFにしたとしても、
数時間後、夜寝る時間になったら再びリビングOFFのん部屋ON
しなくてはなりません。
でも、エアコンはON/OFF時が一番電力を消費するらしい…

というわけで、エアコンの切り替えは諦め、
のん部屋からリビングへのサーキュレーターを強にして、
できるだけ涼しい風をリビングの方へ送り込もうと頑張っています。
帰宅後


でもやはりなかなか涼しくなりません。
1時間経ってもやっと31℃ぐらいになる程度です。

数年前からのんさんは私の膝の上で寝るのが日課です。
日中一人でお留守番をしているので、帰宅したらしっかり甘えたいのだと思います。
ばんざい

が、この季節の、そしてこの30℃を超える部屋での膝の上抱っこは正直苦行です。
のんさんの体温は38℃前後、体重は5.55kg(太っちゃった!)、
中身はほぼゲル状、外側は毛もじゃ、そんなものを暑い部屋の中で膝の上にのせ、
体勢を変えることも出来ずじっと我慢しなくてはなりません。
途中で「扇風機強くしたいな〜」とか「冷蔵庫に飲み物取りに行きたいな〜」と思っても、
一度乗られたら決して動いてはいけないというのが
猫を飼っている人の全世界共通ルールです。

「暑い・・・重い・・・のど渇いた・・・腰痛い・・・」

でも・・・仕方ない!膝の上に乗るのは、恐らくのんさんにとっては心の充電みたいなものです。
それほど文句言わずにお留守番してくれてるんですもの。希望をかなえてあげなければ!

もちろん私ものんさんを膝に乗せることで
アルファー波とか幸せホルモン・オキシトシンとか出てるんでしょう。
暑さでそれどころではなくて実感わかないですけど。

というわけで、私が出来る限りの準備
(水をしこたま飲む、トイレに行く、扇風機をセットする、リモコン類を近くに引き寄せる)をして、
覚悟を決めて椅子に座ると、すぐにのんさんが乗ってきます。
ここからは私とのんさんの我慢比べなのですが・・・

冬は数時間にわたり膝の上から降りないものの、
この季節は流石に暑いのか数十分で膝から降りていきます。
数十分でも十分汗だくですが、正直「助かった〜」と思っています。
でものんさんは納得いってません。
私のちょっと嬉しそうな顔を見て、
「もしかして かあちゃん わざと あつくしてる?」
とか思ってそうです。
きっと思ってるからこその
わざと?

この表情なのではないかと…。

違うよのんさん!私だってものすご〜く暑いと思ってるけど、
エアコン切り替えたいのを我慢してるのよ!
それもこれも、夜間のんさんの部屋にエアコンをつけてあげたいからなのよ。
すぐに降りてくれてちょっと嬉しかったのは事実だけども、
でも意地悪してるんじゃなくて、あなたのためなのよ!


と、言ってみたところで全然伝わってません。
理解できれば納得してもらえると思うんですけどね…
私の伝え方が未熟なために誤解を受けています。
でも私の能力はこんなもんなのよ。それでも伝わってる方だと思うよ?

伝え方って大事だなと言うのは、普段の仕事でも度々感じます。
当院では
ホテルの子たちの夜のお散歩は、だいたい小池さんがしています。
お散歩で排便・排尿をしたのかを、散歩に入った本人がカルテに書くか、
もしくは院長に報告することになってるのですが、
時々忘れてしまうことがあります。それは別に良いんですけど、
私服に着替えて帰宅しようと自転車の鍵を開けている小池さんに、
院長が大きい声で
「あ、小池さん!ウンチとオシッコしましたか?」と聞き、
めっちゃ爽やかな顔で小池さんが、
「はい、両方しました!」と言っているところを、
駅から出てきた通行人が聞いたらどう思うでしょう。

「あ〜、ここの病院、トイレに行って何を出したか、院長先生に報告しなきゃいけないんだ〜」
「あ〜、この子、両方出てスッキリしたんだ〜」
「何のためらいもないところ見ると、これが日常なんだ〜」
と思われてるかもしれません。そんなのどう考えてもヤバイ職場です。大変!

また、先日の土曜日の午前中、院長が外来診察をしている間に、
私は手術黒田さんが受付と麻酔小池さんがトリミングをしていました。
元々予約はあまり入っていなかったので手術を始めたものの、
飛び入りの患者さんが突然増え、なんだか待合が混み始めてしまいました。

本当は手が空いていれば診察前に先にお預かりして、
爪切りと耳掃除と肛門腺絞りを進めていきたかったのですが、
私は手術中で手が離せず、黒田さんもまだ一人で処置をするのは不安とのこと。

どうしたものかと頭の中で色々考えていたところ、
たまたま小池さんがトリミング室から出てきて、そのままトイレへ。

あ、そっか!小池がいたわ!
トリミングも途中で手を止めるのは難しいけど、
トリミング室から出てきたってことは今一旦手が空いてるってことだよね?
もし今1匹目と2匹目の間の小休止なのであれば、この間に何匹か爪切り出来ないだろうか…


と、【小池さんに爪切りとかをしてもらえるかも】という
希望が湧いてきまして、目の前に立っていた黒田さんに、

「小池ってさ…今どういう状況だろうね…」

と言ったところ、黒田さんは「え・・・・?」と微妙な反応。

「いや〜、今どの段階かな〜と思ってさ…。何やってるとこだろうね」

と少し詳しく話したものの、何だか絶句する黒田さん。

ん?なんで言葉に詰まったんだろう…と思ったんですが、
よくよく考えてみると【小池さんが今爪切り出来る状況かどうか】について、
思いを巡らせていたのは私の頭の中だけでしたので、
黒田さんの立場になってみると、
小池がトイレに入る⇒大野が「小池は今どの段階?」と聞く

つまり、私が
トイレに入っている小池さんが
今どの段階かを予想している

思ってしまったようです。
丁度便器に座ったよ、とか、ひと踏ん張り終わったよ、とか?

いやいや、違うよ!そんなデリカシーの欠片もないことしないよ!
でも…言葉足らずな私が悪かった…。

ただ、今回の件に関しては「どうして黒田さんは返事をしなかったのだろう…」
自分でちゃんと考察したので良かったですけど、何も考えずに
「黒田に無視された・・・」とか思ってしまったら大きな誤解を生みますし、
黒田さんだって私が何故そんなことを言ったのかを掘り下げなければ、
「あ〜大野先生はスタッフのトイレ内の行動まで
想像を巡らせてる人なんだな。気持ち悪い奴だな〜」

となった可能性もあります。
そうなると、もう私と黒田さんのお互いの印象は地に落ちます

危うく人間関係が崩壊するところでした。
誤解を受けないためにも、
【聞き手の立場になって話すこと】
【伝わってるか考えること】はとても大事ですね。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
最近ちょっと忙しかったので、この投稿の記事を
2週間ぐらいかけてコツコツ書き進めていました。
少し時間を見つけてはカキカキ、途中言葉に詰まって中断し、
また何か思いついてカキカキ、休み時間もカキカキ・・・

今回に限らず、そんな風に毎回時間をかけて投稿しています。
編集ページは無色で字ばかりが並んでいますが、
字の色を変えたところは変じゃないか、字の大きさは変じゃないか、
写真やイラストは見やすいか、伝わりづらい表記はないか、
誤字脱字がないか・・・
などなど
実際のページと同じように何度もプレビューしてみては編集、
というのを繰り返します。
1回の投稿で少なくとも50回は読み直しをして、
更に最終的に投稿直前に院長からのOKを貰います。
院長は院長で他の作業に忙しいので、院長の手間も少なく済むように
極力完璧な状態で読んでもらわなくてはですし、
投稿する日に時間がとれるとは限りませんので、
出来れば1〜2日前には9割ぐらい書き終えているのが理想です。
そうやって手塩にかけて書いている・・・のに!
日曜日の午前中までに7割方終わった状態で登録ボタンを押し、
夕方再度書き足そうと思ったところ・・・ない!!!

なんと、書いていたものが丸ごと消失しました。
これまでも登録ボタンが無効になってしまって、
書いていたものが消えてしまうことは度々ありました。
ただ、これは【たった今書き足したものがなくなる】だけで
【昨日の状態まで戻る】だけでしたので、
心の衝撃度としては
・半日程度、ブログのことを考えると涙が滲んでくる
・半日程度、通常業務中にもため息が出る
・1〜2日はブログを書けなくなる

程度で済みました。

ただ今回は、イチブではなくゼンブなのです。
しかも、
日曜夕方  ブログが消える
月曜     大野休み
火曜     ブログ投稿
なので、もう時間がない!
すぐにHPの会社に連絡を取りましたが、日曜なのでやっておらず、
月曜に対応してもらいましたが解決せず、
結局現在に至るまで原因はわからず、実は対応も途中です。
せめて土曜ぐらいまで書き溜めた分でも取り戻せればよかったですが、
1文字も戻ってくることはありませんでした。

その心の衝撃度と言ったら・・・
「なんでだよ〜!ふざけんなよ💢」と言いながらエアーグーパンチを10回する。
・月曜の休みの日もそのことで頭がいっぱいになる。
・「一生ブログなんか書くもんか!」と心に決める
・涙が枯れるまで大泣きする

これぐらいです。実際には3番目はやってません。仕事ですから(←ドライ)。
4番目もしてません。泣いてたら書き直さなければいけないのに画面が見えませんから。

というわけで、なんとか今日の投稿に間に合わせた自分を褒めたい。
そしてHPの会社さん!何とかしてくれ・・・
別に謝罪とかはひとかけらもいらないんです、
二度と起きないようにしてくれればそれでいい・・・。
そんなわけで今回はやや粗削りです!


診療時間

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